狼と香辛料 ちょい感想

いや面白かったです。ホロが口調のせいでおせんさんに強制脳内変換されるのをなんとかこらえつつ読んでおりました。結局最後までおせんイメージは脳内から消えませんでした。恐るべしきくち正太
まぁそれはともかく、良いねホロ。老獪で意地の悪い美少女なんて最高じゃないですか。似たものに毒舌で心底人間見下している美幼女とかもあるけどこれは別ジャンル。幼女だし。


このお話のキモはアレですね、ハッタリ。商会とのスケールの大きなハッタリ合戦も面白いですが、ロレンスとホロとの会話の化かし具合が最高です。「ん、雌の特権じゃろ」は反則だと思います。何より「ん、」が!


ドンパチではなく頭脳戦メインということでライトノベルという形がしっくりきていると思います。デスノみたいな二足飛びでよー分からん頭脳戦よりもこちらの方が読んでて納得しますし、何より読了感が心地よいというのが一番の印象でしょうか。


というわけでお給料入ったら続刊買いに行きたいと思います。


いじょ