ひぐらしのなく頃に礼 感想

ボリュームは無いですが非常に楽しめました。
やっぱね、レナと圭一が活躍しないとひぐらしではないのですよ。…いや、賽殺しでは圭一は空気だったけども。


以下ネタバレ




賽殺しは梨花ちゃま主役。いじめられっ娘になっちゃいます。というかデムパ娘。邪気眼全開。もういろんな意味で痛かったです。正直デムパエンドだったらどうしようかと思いました。ごめんなさい。
もうね、デムパ描写が怖くってね、リアルに吐き気をもよおす人がいそうだなーとか思いました。そりゃ両親も優しくなるわ。クラスメイトも引くわ。お医者も呼ぶわ。
これまでのひぐらしでは「自分以外の全てが狂っているのなら、結局狂っているのは自分だけだ」って感じだったんですけど、今回は「狂っているのは自分だけ。世は全てこともなし」てな感じ。それでも狂ってる中でも世の中と折り合いをつけていかないといけないわけで。というか自分が幸せになるためには狂っている自分をなんとかしないといけないわけで。なんとか折り合いをつけれそうだと思った矢先にデンパが飛んできたり。あー怖えー、マジ怖えー。羽入怖えー。


さすがだなと思ったのは、「どうせカケラは梨花ちゃまの中にあって、梨花ちゃま自殺で元の世界にリターン」とかいうプレイ中に誰もが思う予想にクギをさしてたり、その上で母殺しエンドちう意地の悪い結末をもってきてたりしてたとこですか。エグイなぁ。


昼壊し、ていうかデイブレイク?はかなりの満足です。これぞひぐらし二次創作って感じ?
パロディが豊富で自虐ネタも少々。御魅音弾で吹いてしまった。魅音はやっぱりそういう役か…。
レナは相手に尽くすとかそういうくだりは「いや、そういうレベルじゃねーだろう」と思いましたけど、というか呪いのせいじゃん?
麻雀対決はちょいダルかったですな。説明台詞が興をそぐ。まぁしょうがないとは思いますけどね、つーかテキストだけで麻雀実況するものじゃねーな。麻雀対決は要望があったから入れたんでしょうけどね。うぅむ。


あとはアレか、知恵先生萌え話か。うん、萌えた。


まぁ個人的ヒットはアレですな。「あぅあぅあぅチーン!」