いのちの食べかた

月一くらいで映画は見たいよねってことで。映画「いのちの食べかた」の感想でも。
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/

この映画はドキュメンタリーです。我々が日常で口にする食料がどのような工程を経て造られているかを描いた問題作ならぬ問題提起作です。観客自らに問題を考えてもらおうとナレーションや音楽、説明などは一切省いた構成です。


…正直手抜き感は否めませんでした。ただただ延々とベルトコンベアを様々な角度から映しているかのよう。ベルトコンベアが面白かったんで何とか見れましたが、映画としては最低でした。何のユーモアもエンターテイメント性もなく、かといって感動や問題を訴えかける事もなく、「何か感じればいいんじゃない?」といった姿勢。糞喰らえです。

とは言ってみましたが、ひよこがベルトコンベアに流されているところは大変癒されました。ニワトリになってもまたベルトコンベアで流されるとこなんて感動すら覚えます。延々と豚足を切っていく作業は少し憧れます。悟ったように搾乳機にセットされていく牛さん達はかっこよかったです。一番悲惨に感じたのは満員のバスに乗せられて農場へ向かう人間さんでした。


まとめ。多少グロあり。工場見学行きたいなと思いました。