空の境界(上)

ようやっと読み終わりました。千円以上するけど、ボリューム的にはラノベ4冊分くらいはあるので良し。さっさと下巻も買ってこよ。
奈須きのこが書くものは、まさにオタクのオタクによるオタクのためのって感じですね。お話のバックボーンとして、魔術についての理論とか、キャラクターの裏設定なんかがしっかりしているから深く考えながら読めます。まあ、その分読むのに疲れるんだけどね。メインのテーマは「死」だからよけいに鬱になるしねえ。まあ、魔術についての無駄な理論などについて考えるのが好きなもので、自分としては式の戦闘シーンなんかは余計に感じるんだけど、ドンパチが好きって人もいるからな。あとは話の盛り上がりのためにも必要なものだしね。こういったお話の設定資料集なんかあったら迷わず買っちゃうなあ…。

いじょ