時をかける少女

観てきました。久々に満足の一本です。

馬鹿を愛でる映画です。是非。


以下ネタバレ注意。




最初はダルダルだったんですけどね。タイムリープしはじめてからは素晴らしいテンポの展開。画に対する違和感や、声に対する不満なんかも吹き飛びます。つーか、慣れます。伏線なのか伏線じゃないのか、色々と注意しながら観るのが良いでしょう。まぁぶっちゃけ全部伏線なんですけどね。とりあえずブリッジは吹いた。


とりあえず吹いたブリッジなんですが、このシーンでこの映画を観る姿勢ちうもんが分かったと思うんですよ。力抜いて気ままに楽しめっての?とりあえず評価前提に観ることはやめました。素直に笑いがでるってのはそれだけで素晴らしいことですよ。その前のプリンワープでのゴロゴロ転がるところ(初ゴロゴロか)でも吹きましたが、なんか、うーんなんだろう?ブリッジのシーンが印象的だったのは、真琴が真性の馬鹿ってことが分かったからかなぁ。愛すべき馬鹿。最近こういうの少ないよね。


あとは、印象的だったのはラストかな。真琴が最後のタイムリープをして千昭とのお別れをし直すところ。別にタイムリープして無かったことになったんだから別れなくてもいいじゃないとか思わせつつも、あえてお別れをもう一度。うーん良いね、なんか良いね。


ところで、千昭のタイムリープで真琴のタイムリープが無かったことになったんなら、その時の真琴の記憶も消えてるとは思わないかね?だれか説明を。